地域のランドマークを目指して
人口約6,500人の浅川町の外れにあるこのクリニックを公民館のような場にしたいという院長の想いから、治療だけでなくもっと気軽に立ち寄れる明るい雰囲気で待合と診療がオープンに繋がった計画としました。
建物周囲はとても広々とした環境なので、待合室からは庭の木々を、診療室からは田園風景や遠くの山並みを望むことが出来るようになっています。外観は医院らしさを排除し、この地域で長く愛され続けるように周辺に無いようなシンボリックなデザインとしました。
滅菌消毒を中央に配置
普通なら隠す滅菌・消毒コーナーを一番目立つ中央に配置したのが最大の特徴で、あえて見せることで安全性を最重要視しどのようにして消毒滅菌を常日頃から行っているのかを患者様にも知っていただくという狙いがあり、またそのような運用が実際に出来るという自信の表れでもあります。