1.設計に対する考え方
設計方針 『 暮らし、豊かに。』
見た目は大切ですが、単なる見た目のデザインではなく、意味のあるデザインが本当の意味で美しいと考えています。弊社は安心感や居心地を優先し、何よりも快適で長寿命といった基本性能を、高いデザイン性とコストコントロールで実現する設計を行っています。お客様の良きパートナーとして、「ブレッツァならでは」と言って頂けるような合理的なアイデアをご提案いたします。
弊社はご要望や用途、ご予算等に応じて、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造と幅広い選択肢の中からお客様に最適な工法をお選びいただけます。
また、一般的な住宅の場合はほぼ木造になると思われますが、一口に木造といっても基礎の構造や柱の太さ、偏心率、耐震等級などで強度は変わってきます。これらの設計内容をきちんと話し合いご理解いただくことで、安心いただける安全な設計を心掛けています。
建物の省エネ化が進み高気密高断熱が当たり前となる中、次の局面としてZEHが注目されています。弊社もZEHに取り組んでいますが、性能面のみをクローズアップするのではなく、きちんと費用対効果を見据えて使い分けています。
また、気密や断熱はきちんと施工しないと所定の性能を発揮することが出来ませんが、一社で設計施工するとチェック機能は満足に働きません。弊社はお客様の代理人としてしっかりと監理を行ないます。
様々な新建材から自然素材まで、ご要望やデザインに合わせて選定できます。素材にはメンテナンスが容易なものや経年変化を楽しむものなどそれぞれ特徴がありますので、これらの長所短所をきちんと理解した上で、長寿命を見据えて適材適所に設計しています。
壁塗りや床仕上げなど、お客様自ら施工するセルフビルドもご提案しております。これらはコストダウンと同時に愛着を持っていただくことを目的としています。
監理方針
設計監理と施工を分けることのメリットと安心感を感じていただけるように、これまでの知識と経験を活かした細かなチェックで合否判定のみならず不具合を未然に防ぐ監理を行っています。また現場での打合せを通して、設計時よりも更に細かなご要望にも対応しています。
2.業務の進め方
STEP 1
建築相談
ご相談はメール・電話等で随時受け付けております。
まずは直接お会いして、私たちの設計に対する考え方や進め方などをご説明いたします。計画地やご要望、ご予算などをお聞かせいただければ、次の企画提案を行います。まだ敷地が決まっていなくても当社への設計依頼をお考えであれば、土地探しからお手伝いしております。
企画提案
敷地調査を行い、ご要望や敷地状況・法令規制を踏まえて、大まかな考え方やイメージを検討し、ご提案します。ここまでが無料の範囲となっています。
この段階はまだ最終案ではありませんので、具体的なプランよりも考え方や相性をご覧ください。
STEP 2
設計監理契約
設計に対する考え方などが気に入っていただけたら設計監理契約を結び、本格的な設計がスタートします。設計監理料は概ね工事費の10%が目安となりますが、構造や規模など諸条件により異なりますので個別に算出しております。(下記※参照)
基本設計・実施設計
初回の企画提案に対するご意見を盛り込んだり、時には一から練り直す作業を繰り返しながら、お客様が本当に求めるものを探っていきます。全体の流れの中で、今後の方向性を決める一番重要な時期ですので、その都度大まかな工事費用を把握しつつ、ひとつひとつ丁寧に検討していきます。その後、徐々に詳細な図面を作成していきます。
工事見積り・確認申請
適切な工事業者を選定し、見積もりを行います。工事業者は1社の場合もあれば複数社の場合もあります。設計図面が確定したら、確認申請を行います。
STEP 3
工事請負契約
工事業者が決まったら、その業者と工事請負契約を結んでいただき、工事がスタートします。契約には私たちも監理者として立ち会います。
監理
設計図どおりに施工が行われているか、品質性能上の問題がないかをお客様に代わる第三者的な立場で現場をチェックします。現場の状況を定期的にご報告し、現物サンプル等をご確認頂きながら、細部にわたり確認・決定していきます。
完成・お引き渡し
監理者としてのチェック後、審査機関による完了検査に合格したらお引渡しとなります。
3.設計監理費用について
・告示98号に基づき算出しますが、大まかな目安としては工事費の10%前後になります。
・長期優良住宅は申請手数料+15万、ZEHは申請手数料+10万加算されます。
・地盤調査費用や確認申請手数料は設計監理料に含みます。
・お客様または計画地が宮城県外の場合は、他に交通費を実費請求させていただきます。
・お支払い時期は、工期全体を通して以下のとおりです。
1回目 設計監理契約締結時に契約額の1/3
2回目 実施設計完了時に契約額の1/3
3回目 工事完成・引渡し時に残金